ともするとデッドスペースになりがちな庭を、屋外の“屋根のない部屋”として活用する。これが「グリーンルーム」の考え方。敷地を最大限有効活用できる、たくさんのゲストがゆったり過ごせる、という機能面はもちろんですが、間取りや、家づくりをより自由に発想できるようになるというメリット、これもかなり大きいのです。
このS邸では、リビングに面した空間をウッドデッキとしてここをリビングとひとつながりで使える空間としました。窓を開け放てばワンフロア感覚で使うことができ、視覚的に広々感もかなりなもの。もちろんウッドデッキの周囲に壁を立ち上げることで、プライバシーもしっかりと確保しています。
「集まったゲストがラフな雰囲気でくつろげるからでしょうか? グリーンルームがあることで、人が集まるようになりました。」と語るのはSさんご夫婦。
決して広いと言えない敷地にもかかわらず、このようなゆったり感が出せるのも「グリーンルーム」という発想があればこそ。ちょっと視点を変えてプランニングすることで、庭というものの持つ意味はここまで変わるのです。

「グリーンルーム」があることで、家に人が集まるようになったと語るSさんご夫婦。集まったゲストがラフな雰囲気でくつろげるのも、屋外ならではのメリット。下は、駐車場。

 

右側に駐車場を配したアプローチは、シンプルかつ広々とした雰囲気。左側はフォトフレームを三重に重ねたようなシンメトリーな壁面デザイン(写真右)。夜間は左右のトップライトと青色LEDでライトアップされ、まるでリビングのようなモダンな印象です(写真左)。